中目黒
ShopStory
店舗情報

「美味しい」生胡椒で、日々のごはんに魅力をプラス

祐天寺駅からうねうねと住宅街を5分ほど歩くと、こんな古い家がまだ東京に残っていたのか! と驚くような木造家屋が忽然と現れた。

『アパッペマヤジフ』は珍しい"生胡椒"の専門店。以前こちらの生胡椒の小さな瓶をお土産でもらったところ、あまりに活用度が高く、あれよあれよとなくなってしまった。今日はもう少し大きな瓶を買いに、自ら足を運んだのだ。

01

出番だらけ! 新しい調味料の定番、生胡椒

引き戸を恐る恐る開けると、中は予想に反して白壁のシックなレストラン。奥行きもあり、カウンターの壁一面に瓶詰めのスパイスが並ぶさまはまるで漢方薬局のよう。

『アパッペマヤジフ』併設のカレー店『レカマヤジフ』では、自慢の生胡椒やスパイスを使って仕上げたカレーの数々が味わえる。この建物はかつての町工場で、現在も生胡椒の瓶詰めや粉砕などの工程が2階で行われているそうだ。

入口付近の棚に並ぶ”アパッペ”の生胡椒は、スパイスの聖地と言われるスリランカ・マータレーに自生する胡椒を、乾燥させずに現地の自然塩に漬けたもの。最高ランクがついた希少な胡椒だけを取り扱っており、一年前に発注したものがやっと棚に並ぶというから驚きだ。

そのフレッシュな香りは山椒のような青みを伴い鼻から抜け、噛み締めるとギュッとした出汁のようなコクや、胡椒の実そのもののフルーティーさと旨味を感じる。辛みは強いが通常の乾燥胡椒のような刺激とは異なり、「胡椒って美味しいんだ」という発見をさせてくれた。

この生胡椒、パスタやサラダにかけても、お肉にマスタード感覚で添えても、炒め物にしても、香り高く旨味が増して、飽きるどころかクセになる。ぱらっと散らせば絵になる一皿に仕上がるのもお気に入り。まさに新定番になりそうな調味料なのだ。

粗挽きの生胡椒〔ブレイクペッパー〕はS(20g)〜LL(120g)を用意。粒タイプやオリーブオイル漬けも人気
粗挽きの生胡椒〔ブレイクペッパー〕はS(20g)〜LL(120g)を用意。粒タイプやオリーブオイル漬けも人気
店名は「フジヤマペッパア」の逆さ読み。日本一の胡椒屋、でも少しとぼけた響きにしたかったそう
店名は「フジヤマペッパア」の逆さ読み。日本一の胡椒屋、でも少しとぼけた響きにしたかったそう
「胡椒屋のカレー」を提供する『レカマヤジフ』を併設。隠れ家的な立地ながら、ランチタイムはいつも満席
「胡椒屋のカレー」を提供する『レカマヤジフ』を併設。隠れ家的な立地ながら、ランチタイムはいつも満席
02

日常を美味しく、ラクして、甘やかして

和洋中どんな料理にも使えるから買い足したくて…と店長の小野さんに話すと、「さらに簡単に、ふりかけみたいにも使えますよ」と提案があった。おすすめは、目玉焼き、ポテトチップス、カップラーメン、はたまた甘口のレトルトカレーにふりかけて、大人の味にアレンジすること、だそうだ。

そもそも"アパッペ"で粗挽きの〔ブレイクペッパー〕を販売し始めたのも、粒胡椒を包丁で刻む手間を省くためだそう。「包丁を出すのさえ面倒な時ってありますよね。料理というより、日常に、ラクにおいしい味が届けば」。その言葉に、果てしなく続く自炊生活をねぎわれたような気がして、ほろりと心がほどけた。

生胡椒はLサイズを購入することに決めてふと見ると、棚にはシンプルな白い瓶も並んでいる。ルビーチョコのキューブにまるごとひと粒生胡椒が入った〔cocho・cocho〕。試食してみると、適度な刺激と塩気がルビーチョコの甘酸っぱさを増幅しながら、口の中でとろけた。

自分の作る料理の味が当たり前のように思えてしまった時は、ちょっと自分を甘やかして、いったんリセットしてもいいのかな、と思う。そしてこのチョコをひと粒口にほおりこんで、少ししゃきっとする。そんな瞬間に大切に食べようと決めて、チョコの白い瓶も手のひらにのせた。

チョコにホールの胡椒を一粒ずつしのばせた〔cocho・choco〕。〔ruby〕のほか、大人味の〔bitter〕もあり
チョコにホールの胡椒を一粒ずつしのばせた〔cocho・choco〕。〔ruby〕のほか、大人味の〔bitter〕もあり
生胡椒は体を温め、便秘の解消も期待できる成分「ピペリン」がたっぷり。粒タイプは果実のような食感も魅力
生胡椒は体を温め、便秘の解消も期待できる成分「ピペリン」がたっぷり。粒タイプは果実のような食感も魅力
店内で提供しているカレーは缶詰で購入可能。唐辛子を使わず、胡椒とスパイスで仕上げた独自の味が6種類揃う
店内で提供しているカレーは缶詰で購入可能。唐辛子を使わず、胡椒とスパイスで仕上げた独自の味が6種類揃う

Writer | 馬戸直子
Photographer | 有本真大

SHOP INFO

アパッペマヤジフのマップ
店舗名
アパッペマヤジフ
住所
東京都目黒区五本木1-6-3
アクセス
祐天寺駅 中央改札口 徒歩7分/中目黒駅 徒歩15分
営業時間
Lunch 11:30-15:00/ Dinner 17:30-22:00
定休日:月・第二火
電話番号
03-3793-5181

※ 新型コロナウイルスの影響により、一部のお店が通常と異なる時間で営業を行なっております。ご来店の際には直接お店にご確認をお願いいたします。

※ 取材時期や店舗の在庫状況により、掲載している情報が実際と異なる場合があります。 商品情報や店舗の詳細については直接店舗にお問い合わせ下さい。

RECOMMEND おすすめ記事
2つの縁がひとつになる、イタリア生まれの幸せのお菓子
記憶に残る“幸せの香り”を焼き上げるパティスリー
絶対に褒められる、東京でしか買えないセンスのいい手土産特集
かんたんで優雅な「おうちイタリアン」をテーブルに
昔ながらを軽やかに楽しむ、“いとをかし”なお大福
人と会いたくなる究極のシンプル・チョコレート
ドライフルーツは世界とつながる
誰にも知られたくない絶品手土産!銀座発スモア専門店
【2月特集】贅沢に楽しむ、魅惑のチョコレートの世界
かわいくて美味しい!東京都内で買えるおしゃれな和菓子5選
上機嫌を自分で生み出す、マスキングテープの実験室
仕事と生活の境界をつなぐ、こだわりの文具ショップ&カフェ
日常にちょっとした遊び心を。フランス生まれのアートな文具
見ているだけで幸せ!都内のおしゃれな文房具店特集
甘くない手土産の新定番!定番から変わり種まで選べる東京都内の絶品手土産
絶対嬉しい!女性が喜ぶ都内で人気のホワイトデーギフト10選
アート作品が生活を彩る。国分寺の雑貨店で出会うYARNNAKARNの世界
猫!ねこ!ネコ!全部がかわいい猫の日のお菓子8選
自分に買ってあげたい、心揺さぶるかわいいバレンタインスイーツ
お問い合わせ
お問い合わせいただきありがとうございました
恐れ入りますが、内容によりご回答やお返事をお約束できない場合や、お時間をいただく場合がございます。
再度お問い合わせを送りたい場合は、ページを再読み込みしてください