池袋
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店舗情報 EDITOR'S NOTE

「いつか」を巡る旅に出よう

「いつか」の旅行の計画を立てるのが、こんなに楽しいとは思わなかった。

池袋PARCOの一角で、大学3年生の彼女はガイドブックをめくる手を止められずにいる。

色鮮やかなページに釘付けになっている彼女の隣でホットコーヒーを楽しんでいるのは、年の離れた彼女の兄。甘いものが好きな彼の右手は、さっきから旅行本とスイーツの間を行ったり来たりだ。

彼女たち2人は今、『H.I.S. The ROOM of journey』で思い思いの時間を過ごしている。池袋の喧噪を忘れさせてくれるその店は、肩の力を抜いてどこかへ旅に出る準備をさせてくれる場所だった。

01

池袋のオアシスを求めて

ゴールデンウィークに久しぶりに里帰りしてきた兄のリクエストで、久しぶりに池袋を訪れた彼女。地方に就職して以来あまり実家に帰ってきていない兄曰く、学生時代の思い出の詰まっている街を久しぶりに見ておきたいとのことだった。

それならば、と黄色い電車に乗り込んでこうしてやって来たものの、彼女たちを出迎えたのはサンシャイン通りの容赦のない人、人、人。予想以上の人混みにすっかり疲れ果ててしまった2人はいくつかのカフェを見て回ったが、やはりどこもかしこも人でごった返していた。

そうして「どうにか休めるところを」とiPhoneをいじくり倒していた彼女がぐったりしている兄の腕を引いて辿り着いたのが、駅前のショッピングビルのフロアガイドを見比べている時に見つけた池袋PARCOの『H.I.S. The ROOM of journey』だった。

H.I.S.って、あの旅行会社の? でも、カフェって書いてあるし……

不思議に思いながらも、どうか席がありますように…と最後の望みをかけて彼女は明るいライトで満ちた店内へと足を踏み入れた。

店内に入ってすぐのコーヒーカウンター。ディスプレイやメニューの書かれた黒板の遊び心が素敵だ。
店内に入ってすぐのコーヒーカウンター。ディスプレイやメニューの書かれた黒板の遊び心が素敵だ。
旅の目的や相談内容によって店内の各エリアへと案内してもらえる。もちろん、カフェのみの利用でもOK。
旅の目的や相談内容によって店内の各エリアへと案内してもらえる。もちろん、カフェのみの利用でもOK。
はちみつを使用したドリンクには、産地にこだわったハワイ産の天然ハチミツが使用されている。
はちみつを使用したドリンクには、産地にこだわったハワイ産の天然ハチミツが使用されている。
2人が訪れた時には、世界のコーヒーを飲み比べられるというH.I.S.ならではのキャンペーンが。
2人が訪れた時には、世界のコーヒーを飲み比べられるというH.I.S.ならではのキャンペーンが。
02

ここは旅するカフェでした

まずはじめに目に留まったのは、ウッド調であたたかみのあるコーヒーカウンターだ。カフェスタッフが着ているチェックのシャツもかわいらしい。

「カフェ……なんだよね?」

「あそこが受付みたいだし、ちょっと聞いてみよう」

兄が指さした方を見ると、コーヒーカウンターの向こうに「Reception」と書かれた丸いライトがぶら下がっている。そのライトの下には、他のお客さんを案内しているスタッフの姿が見えた。

あ、あのシャツ、カフェの店員さんと色違いなんだ。

店内のスタッフが着ているギンガムチェックの制服は、これまで彼女が抱いていた旅行会社のイメージよりもうんと親しみやすく、彼女は自然と自分から声を掛けていた。

「あの、ここってカフェだけの利用でも大丈夫ですか?」

特に旅行に行く計画がある訳ではないんですけど、と彼女が少し気まずそうに言うと、スタッフさんが朗らかな笑顔で答えてくれる。

「もちろんです! あちらのエリアではコーヒーなどを楽しみながら本棚のガイドブックをご自由にお読みいただけますよ」

『H.I.S. The ROOM of journey』は、H.I.S.が2018年秋の池袋PARCOのリニューアルに合わせてがオープンした新型店舗。「お部屋」をイメージしたリラックスできる空間でコーヒーを楽しみながら旅行の相談ができるという、これまでにない全く新しいスペースとなっている。

そう、ここは旅に出る予定がなくても気軽に訪れることのできる「旅するカフェ」なのだ。

彼女はハニーレモネードをオーダー。クマの形のボトルのかわいさにすっかりノックアウトされてしまった。
彼女はハニーレモネードをオーダー。クマの形のボトルのかわいさにすっかりノックアウトされてしまった。
ドリンクやスイーツを楽しみながら、ガイドブックをわいわいと覗き込む。思う存分リラックスできる空間だ。
ドリンクやスイーツを楽しみながら、ガイドブックをわいわいと覗き込む。思う存分リラックスできる空間だ。
兄が心を奪われていたシュモア。ほどよい甘さで、ハニーレモンやラズベリーなどのフレーバーを楽しめる。
兄が心を奪われていたシュモア。ほどよい甘さで、ハニーレモンやラズベリーなどのフレーバーを楽しめる。
ポップなロゴに、旅行代理店に入るという心のハードルがグッと下がる。
ポップなロゴに、旅行代理店に入るという心のハードルがグッと下がる。
03

自分の部屋と同じくらい、肩の力を抜ける場所

コーヒーカウンターでテイクアウトしたドリンクを手に、彼女はソファ席へとそっと腰を下ろす。

「旅行の計画を立てる時に一番リラックスできるのは自分の部屋だ」という想いのもと、このH.I.S. The ROOM of journeyには訪れるお客さんのニーズに合わせた5つほどのエリアが用意されている。

新婚旅行などの特別な旅行の相談をしたい場合には「クローゼット」、小さな子どもと一緒のときにはキッズルームの併設された「ベッドルーム」というように、来店するとレセプションカウンターで最適なエリアへと案内してもらえるのだ。

そして、彼女たち2人がドリンクを手にくつろいでいるのは、約240冊もの旅にまつわる本や雑誌を読むことができる「スタディ・ワークス」というエリア。

エリア内の座席の間は優しい風合いの木の棚で仕切られているのに、不思議と狭苦しい印象が一切なく、それでいて他のお客さんの目は気にならない。

「フェアトレードのコーヒーが350円ってすごくいいよね。旅行本も読み放題だし、本当に自分の部屋みたい」

「そうだなぁ。せっかくだし、来年のゴールデンウィークは家族でどこかに行こうか」

本棚から持ってきた雑誌を眺めている兄に声を掛けると、いささか予想外の返事が返ってきた。特に旅行好きというわけでもなく、たまに実家に帰ってきてもこれといって何をするでもなくだらだらしているような兄が、何だかすっかりその気になっている。

「何でふくろう?」「池袋だからじゃない?」書斎をイメージした頭上のディスプレイにも遊び心が。
「何でふくろう?」「池袋だからじゃない?」書斎をイメージした頭上のディスプレイにも遊び心が。
約240冊の本が並ぶ「スタディ・ワークス」。気になる本はもちろん席で読むことができるが、つい立ち読み。
約240冊の本が並ぶ「スタディ・ワークス」。気になる本はもちろん席で読むことができるが、つい立ち読み。
ソファ席やテーブルも充実。ゆったりとした空間づくりのおかげで、混んでいてもあまりそう感じない。
ソファ席やテーブルも充実。ゆったりとした空間づくりのおかげで、混んでいてもあまりそう感じない。
ここがいい、あそこがいいと言い合いながらガイドブックのページを見せ合うのも、ここなら気兼ねなくできる。
ここがいい、あそこがいいと言い合いながらガイドブックのページを見せ合うのも、ここなら気兼ねなくできる。
04

「いつか」の計画を立てたっていい

堅実なガイドブックから写真集、食事や市場にフォーカスしたものまで、揃えられている本の切り口は非常にバラエティに富んでいる。世界中の負の遺産を写真とともに紹介するガイドブックなど、普段なかなか出会うことのないような1冊を手に取ることができるのも、ここH.I.S. The ROOM of journeyの魅力だ。

これまでは「旅行に行くにはしっかりと準備をしなくちゃいけないし」と少し構えていた彼女だったが、肩の力を抜いてリラックスしているうちに、いつの間にか自然と心の中で旅に出る準備が出来た気がする。

帰り際にふと周りを見ると、店内にはカウンターで旅行の相談をしている老夫婦や、新婚旅行の相談をしている若い男女、小さな子どもを連れた親子連れなど、様々な層のお客さんがいることに気付く。

新婚旅行も、子どもと一緒の旅行も、まだまだ先の話だけど……

そう思いつつも、彼女は再び頭の中でさっきまで眺めていた写真集のページをめくり、「いつか」の旅の計画を立て始めていた。

訪れた人のニーズによって使い分けられているそれぞれのエリアで、周りを気にせずゆったりと相談ができる。
訪れた人のニーズによって使い分けられているそれぞれのエリアで、周りを気にせずゆったりと相談ができる。
パステルピンクが印象的な「リビング」。ランプシェードの形など、照明も各エリアごとに違っている。
パステルピンクが印象的な「リビング」。ランプシェードの形など、照明も各エリアごとに違っている。
ベビーカーをゆったりと置区ことのできる相談カウンターやキッズルームなど、親子連れにも嬉しい気遣いが。
ベビーカーをゆったりと置区ことのできる相談カウンターやキッズルームなど、親子連れにも嬉しい気遣いが。

EDITOR’S
NOTE

編集後記

おいしいコーヒーを片手に旅行ガイドブックを楽しめる『H.I.S. The ROOM of journey』は、まさに自分の部屋にいる時のようにリラックスできる素敵な空間。遊び心溢れる店内のインテリアや、ニーズごとに分けられたエリア構成にもスタッフの皆さんの想いを感じます。

私自身、普段はあまり旅行に対して積極的ではないタイプなのですが、バラエティ豊かなガイドブックを見ているうちにどんどん旅に出てみたくなってしまいました。

編集部:Mizuki
Editor Mizuki
Editor | 福島みづき
Photographer | 橋本越百

SHOP INFO

H.I.S. The ROOM of journeyのマップ
店舗名
H.I.S. The ROOM of journey
住所
東京都豊島区南池袋1-28-2 池袋パルコ本館M2階
アクセス
池袋駅 直結
営業時間
10:00〜21:00 ※カフェラストオーダー 20:30
定休日:なし
電話番号
03-5979-6721

※ 新型コロナウイルスの影響により、一部のお店が通常と異なる時間で営業を行なっております。ご来店の際には直接お店にご確認をお願いいたします。

※ 取材時期や店舗の在庫状況により、掲載している情報が実際と異なる場合があります。 商品情報や店舗の詳細については直接店舗にお問い合わせ下さい。

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