池袋
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店舗情報 EDITOR'S NOTE

「本もコーヒーも両方だなんて、欲張りかしら?」

サイフォンを照らすランプの灯りと、窓から差し込む陽の光。そのどちらもが、彼女の心をあたためている。

ここは、エソラ池袋4Fのブックカフェ『本と珈琲 梟書茶房(ふくろうしょさぼう)』。

フリーランスの脚本家として生活している彼女は、おいしいコーヒーと新たなインスピレーションを得られる空間を求めて、この店に立ち寄ったのだった。

01

本とコーヒーのマリアージュ

彼女がはじめて『本と珈琲 梟書茶房』を訪れたのは、1週間ほど前のこと。趣味で繋がった友人が集まっているLINEグループで、「すごく雰囲気のいいカフェだったよ」と紹介してもらったのがきっかけだった。前回は座らなかった席に座りたくて、こうして再び足を運んだのだ。

この梟書茶房では、コーヒーや食事、スイーツを楽しみながら、神楽坂の書店「かもめブックス」を作った・柳下恭平さんがセレクトした約1000冊もの本を自由に読むことができる。

所蔵されている本のジャンルは多岐にわたっており、デザインやアートに関するものから生物関係のもの、絵本などと幅が広いので、何回足を運んでも飽きることはない。

そして、この梟書茶房のもうひとつの大きな魅力は、品質にこだわった本格的なコーヒーだ。梟書茶房のコーヒーは「日本スペシャルティコーヒー協会」の理事である菅野眞博さんがプロデュースしており、確かな技術を持ったスタッフによってサイフォンで淹れられた上質なコーヒーを味わうことができる。

ここでは1杯のコーヒーも、読書という体験も、そのどちらもが「とっておき」なのだ。

友人同士やグループでもゆったりとくつろげる「ラウンジ」。今度は誰かを連れてきてここに座ってみたい
友人同士やグループでもゆったりとくつろげる「ラウンジ」。今度は誰かを連れてきてここに座ってみたい
天井から吊り下がるシャンデリアを見上げると、それを囲む本棚のようなディスプレイが目に留まる
天井から吊り下がるシャンデリアを見上げると、それを囲む本棚のようなディスプレイが目に留まる
「新しい出会いがあるように」と各テーブルにランダムで用意された本。ブックライトも自由に利用できる
「新しい出会いがあるように」と各テーブルにランダムで用意された本。ブックライトも自由に利用できる
フードのメニューも充実しており、平日は日替わりのランチセットも楽しめる
フードのメニューも充実しており、平日は日替わりのランチセットも楽しめる
02

待っているのは秘密の本たち

今回彼女が案内されたのは、1人席でじっくりと本と向き合うための「アカデミックエリア」。それぞれのテーブルにブックライトが備え付けられており、ここなら読書にも執筆にも存分に集中できる。原稿を書き上げるべく、彼女は鞄の中からMacBookを取り出しWordを立ち上げた。

彼女が今作業をしているアカデミックエリアをはじめ、店内は5つのエリアから構成されている。中でもとりわけユニークなのは、エレベーターを降りてすぐの入り口近くに位置する「シークレットな本屋さん」というコーナーだ。

「シークレット」というその言葉の通り、このコーナーではカバーが掛けられた中身の分からない本ーー「シークレットブック」を購入することができる。それぞれのシークレットブックには簡単な紹介文のほか、「読みやすさ」「誰かにあげたくなる」「役に立つ」という3つの指標が書かれていて、どんな中身の本かを想像するだけでも楽しい。

ナンバリングは2000を超えるので、誕生日の数字の本を誰かにプレゼントするという楽しみ方もできる
ナンバリングは2000を超えるので、誕生日の数字の本を誰かにプレゼントするという楽しみ方もできる
シークレットブックは絵本から文庫本、図鑑のようなハードカバーまで、そのサイズも中身も様々だ
シークレットブックは絵本から文庫本、図鑑のようなハードカバーまで、そのサイズも中身も様々だ
エレベーターを降りてすぐに視界に飛び込んでくる本棚には、読み手との出会いを待つシークレットブックが
エレベーターを降りてすぐに視界に飛び込んでくる本棚には、読み手との出会いを待つシークレットブックが
03

開放的な窓辺には、思いがけない出会いがある

コーヒーを飲みながら30分ほどキーボードを叩いていた彼女だったが、どうにも筆が思うように進まなくなっている。

少し気分転換したいし、日光を浴びてちょっとリフレッシュしよう。

そんな風に考えながら席を立ち上がった彼女が向かったのは、陽の光の差し込む「図書エリア」だ。

開放感溢れる図書エリアには、ジャンルごとに蔵書をまとめた本棚と、先日彼女が案内された2人掛けの客席が。この店の一番人気であるこの座席では、窓から差し込む太陽の光があたたかく、まるで日向ぼっこをしているような心地で本のページをめくることができる。

煮詰まった頭をリフレッシュさせてくれる1冊との出会いを求めて、彼女はふらりふらりと本棚から本棚へと移っていく。こうして肩肘張らずに自由に本を手に取ることができるのも、この梟書茶房ならではの魅力だ。

ラウンジを囲むように位置する「図書エリア」には、アートや旅行、絵本など様々なジャンルの本棚が
ラウンジを囲むように位置する「図書エリア」には、アートや旅行、絵本など様々なジャンルの本棚が
言葉や文章に関する本の集められた本棚の前で立ち止まる彼女。普段はなかなか手に取らない本とも出会える
言葉や文章に関する本の集められた本棚の前で立ち止まる彼女。普段はなかなか手に取らない本とも出会える
「アカデミックエリア」では、各テーブルの本だけでなく幅広いジャンルの雑誌の最新号も自由に閲覧できる
「アカデミックエリア」では、各テーブルの本だけでなく幅広いジャンルの雑誌の最新号も自由に閲覧できる
カラフルな本の背表紙のようなデザインが素敵なコーヒーカウンターに、こだわりのサイフォンが並ぶ
カラフルな本の背表紙のようなデザインが素敵なコーヒーカウンターに、こだわりのサイフォンが並ぶ
04

身も心も温まるとっておきの1杯を

タイトルに惹かれて手に取った1冊とともに席へと戻っていると、ランプの光に照らされてキラキラと光るサイフォンが彼女の目に留まった。まばゆく輝くその佇まいに、彼女はつい仕事の癖で「何だか貴婦人みたい」と脳内で物語を紡ぎ始めてしまう。

コーヒーの味にはとんと疎い彼女だが、1週間前に来店したときから、これまで間近で目にすることのなかったサイフォンにすっかり興味を引かれていた。前回来店した際にも、持ち前の好奇心から味の違いなどについて色々と尋ねたのだった。

「サイフォンで淹れるコーヒーは、撹拌するタイミングや速度の微妙な違いによって味わいがガラリと変わるんですよ」

おかわりでオーダーした梟ブレンドを味わいながら、彼女の質問に答えてくれた店員さんの言葉を思い出す彼女。これまで触れてこなかったコーヒーの奥深さに、今日もまた思わずほう、と息を吐く。

あ、なんだかインスピレーションが湧きそうかも。

綴る言葉に再び迷ったら、先ほど出会った本のページを捲ればいい。香ばしいコーヒーのいい香りに包まれて、彼女はまた筆を執ったのだった。

ドリップで淹れる場合に比べて豆がお湯に接している時間が長くなるため、ぎゅっと濃い味わいになるのだという
ドリップで淹れる場合に比べて豆がお湯に接している時間が長くなるため、ぎゅっと濃い味わいになるのだという
目が離せなくなるランプのきらめき。お湯が吸い上げられていく様子は何度見ても不思議だ
目が離せなくなるランプのきらめき。お湯が吸い上げられていく様子は何度見ても不思議だ
アカデミックエリアの奥に位置する「森の部屋」。ウッド調のテーブルセットと大きな窓が気持ちのいい空間だ
アカデミックエリアの奥に位置する「森の部屋」。ウッド調のテーブルセットと大きな窓が気持ちのいい空間だ
梟書茶房-067
「梟ブレンド」(税込 ¥540)と「Bookシフォン プレーン&ストロベリー」(税込 ¥756)
梟書茶房-067 「梟ブレンド」(税込 ¥540)と「Bookシフォン プレーン&ストロベリー」(税込 ¥756)

EDITOR’S
NOTE

編集後記

おいしいコーヒーを飲みながら、かもめブックス代表の柳下さんがセレクトした様々なジャンルの本を楽しむことができるブックカフェ『本と珈琲 梟書茶房』。

パスタなどのフードも充実しているので、ランチでの利用にもおすすめです。東京メトロ有楽町線池袋駅直結というアクセスの良さも嬉しいですね。

一人でも、友達とでも楽しい時間を過ごせること間違いなしです。

※取材時期や店舗の在庫状況により、掲載している情報が実際と異なる場合があります。商品の情報や設備の詳細については直接店舗にお問い合わせください。

編集部:Mizuki
Editor Mizuki
Editor | 福島みづき
Photographer | 有本真大

SHOP INFO

本と珈琲 梟書茶房のマップ
店舗名
本と珈琲 梟書茶房
住所
東京都豊島区西池袋1-12-1 Esola(エソラ)池袋 4F
アクセス
池袋駅 有楽町線南通路西改札 直結
営業時間
10:30〜22:00
定休日:Esola池袋に準ずる
電話番号
03-3971-1020

※ 新型コロナウイルスの影響により、一部のお店が通常と異なる時間で営業を行なっております。ご来店の際には直接お店にご確認をお願いいたします。

※ 取材時期や店舗の在庫状況により、掲載している情報が実際と異なる場合があります。 商品情報や店舗の詳細については直接店舗にお問い合わせ下さい。

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